2017年3月19日日曜日

3番目の居場所。

大人のためのサードプレイス、青山のサロンへ。


わりと長めのコンセプト文みたいのが出来ていて、その一部が

ここでは、おいしいことが最優先。
ここでは、秘密を持ちましょう。
ここでは、肩書きのないつながり。
ここでは、ビジネスもくつろぎも同じ空間にあります。

って。これっていいことなのか?w

サードプレイス、とは!


ゆる〜く繋がれて、しがらみのない、職場でも家庭でもない「第三の居場所」。どこか覆面パーティみたいでもある。

全てをさらけ出すわけではなく、年齢も本名も知らなかったり、そういえば結婚してるの?とか、お仕事って、とか、

みんなで鍋を囲む時みたいに、 共通のテーマやコンテンツに集まってくる仲間たちなので、興味あることと金銭感覚が近かったりする。でもこれからは「ゆる〜く繋がれる」というよりは、もっと目的をもったクラブ的なコミュニティ化が進むと言われてて、それはそれでどういうことなのか、まだよくわからない。w


丸の内で見てきたことを振り返ると、海外旅行をご一緒しましたとか、温泉に行って裸の付き合いをしましたとか、スイミングスーツでイルカと泳いだとか、あの有名なお祭りに全力で参加して全力で酔っ払いましたとか、富士山登山にチャレンジしましたとか。覆面パーティだったものが、全てを知らないなりに「思えばこの人の色んな顔を見たなあ」ってなるから、人によっては親友に発展したり結婚したりも少なくはなくて、

あ、あと何より感じたのは3.11のとき。
職場の周りに何百人という知人友人がいることがわかっていて、職業や得意技も色々で、その、心の表も裏もぶつけ合う親友ではないとしても、何かあった時には助け合うし、翌月には「どうしよう?」から生まれた「これやろう!」が何十人という単位で始動した。

なんか、安心だなって。

街にとってのコミュニティの役割って、「防災」なんだそう。


家族や地元の友だちや元同級生とどう違うかって言ったら、サードプレイスだもん、それは違うんだ。だけど、思い出の数や信頼度で、大人になってからこんな仲間ができたことはやっぱりスゴイし、翼になる

おっきな社会の中で、職場でも自宅でもない所に居場所があって「安心である」ということ。今のサードプレイスはオフィスワーカーを中心とした「心の会員制バー」みたくなってるけど、物理的なスペースではなく、人同士でつくる横つながりの銀河みたいなやつ、これからはもっと別の業界に広がるのかなぁ?